彩湖で水防遺産?を見る ― 2017年03月27日 11:20
JR武蔵野線で西浦和駅から府中方面に向かうと荒川の手前に大きな貯水池が出現します。これが荒川第一調節池内貯水池、通称「彩湖(さいこ)」です。少し前に、2020年の東京オリンピックのボート会場の候補地として名前があがりましたが、半分くらいが、かつてのオリンピックのボート場と同じ戸田市にあり、水系がつながっています。
頻繁に車窓から眺めているわりにはあまり行かない場所なんですが、先週、地元の見学会でここを歩きました。秋ヶ瀬橋を渡り、荒川の土手上にあるバス停「サクラソウ公園」から、ビオトープのヨシ原を見ながら彩湖西岸へ。一帯は彩湖公園というけっこう大きな公園になっているんですが、その入り口付近で自転車レース団体のイベントが行われているようで、かなり高度なマニアの姿が目につきます。おまけに4月にはこの公園内で公式のマラソン大会が行われるとのことで、この日はわれわれの周りを練習するランナーが次ぎ次ぎに通過、周回道路上はけっこうあわただしいです。
湖岸の近くに寄ることはできませんが、周辺の自然はかなり残されています。遊歩道の左右には、ここにかつて存在した村=大野新田を囲む土手の跡地と思われる微高地が、よく見ると連続して残っているように見えます。本当なら一種の文化遺産です。
その他にも、残された雑木林や竹薮が続き、ウグイスなど鳥の鳴き声が響きます。さらに、この彩湖のほぼ中央付近を通る外郭環状道路の幸魂大橋より先は完全に自然保護区になっていて人の立ち入りができませんので上流に隣接する秋ヶ瀬公園(ここもかなり広いです)と一体になって首都圏では有数の自然環境になっていると思います。
ここもあまり人がいきませんが、少し離れた所に「彩湖自然学習センター」があります。戸田市の管理ですが、1階から3階までは彩湖の自然環境、5階の展示室は国の荒川河川管理のための学習施設になっていて彩湖周辺の立体模型や実際の洪水時のビデオ映像など通して、この彩湖の歴史と機能がわかるような施設になっています。屋上からはすぐ隣にある外環自動車道路の幸魂大橋や彩湖全景が見渡せ、雄大な気分になります。
頻繁に車窓から眺めているわりにはあまり行かない場所なんですが、先週、地元の見学会でここを歩きました。秋ヶ瀬橋を渡り、荒川の土手上にあるバス停「サクラソウ公園」から、ビオトープのヨシ原を見ながら彩湖西岸へ。一帯は彩湖公園というけっこう大きな公園になっているんですが、その入り口付近で自転車レース団体のイベントが行われているようで、かなり高度なマニアの姿が目につきます。おまけに4月にはこの公園内で公式のマラソン大会が行われるとのことで、この日はわれわれの周りを練習するランナーが次ぎ次ぎに通過、周回道路上はけっこうあわただしいです。
湖岸の近くに寄ることはできませんが、周辺の自然はかなり残されています。遊歩道の左右には、ここにかつて存在した村=大野新田を囲む土手の跡地と思われる微高地が、よく見ると連続して残っているように見えます。本当なら一種の文化遺産です。
その他にも、残された雑木林や竹薮が続き、ウグイスなど鳥の鳴き声が響きます。さらに、この彩湖のほぼ中央付近を通る外郭環状道路の幸魂大橋より先は完全に自然保護区になっていて人の立ち入りができませんので上流に隣接する秋ヶ瀬公園(ここもかなり広いです)と一体になって首都圏では有数の自然環境になっていると思います。
ここもあまり人がいきませんが、少し離れた所に「彩湖自然学習センター」があります。戸田市の管理ですが、1階から3階までは彩湖の自然環境、5階の展示室は国の荒川河川管理のための学習施設になっていて彩湖周辺の立体模型や実際の洪水時のビデオ映像など通して、この彩湖の歴史と機能がわかるような施設になっています。屋上からはすぐ隣にある外環自動車道路の幸魂大橋や彩湖全景が見渡せ、雄大な気分になります。
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