豊島園の回転木馬 ― 2020年08月30日 18:10
ここ20年以上、遊園地にいくことはまずありませんでした。子供が小さい時に何度か行ったという感じですが、その子供の子供が遊園地で遊べるようになってきて、最近は動物園とか幼児用の鉄道施設にいくことも多く、遊園地にも行く機会があるかもしれないと思っていた矢先、練馬の豊島園にいくことになりました。
豊島園は私も子供のころから何度かは訪れていますが、配偶者は練馬の育ちなので思い出もかなりあるようです。とはいえ、今度は娘(いっても2歳児の母親)が提案してきたもので、この豊島園が94年の歴史を終え、今年8月で終了するということで、思い出作りのためとかいってます。要するに話題になるところに行きたいということのようです。始めて知りましたが、この豊島園は室町時代に築城された練馬城の城址を中心に造園されているそうで、当時の守護大名・豊島氏の居城ということでその名が付いたとのこと。豊島区とは直接の関係はないようです。大正時代から続く豊島園の歴史もなかなかのものですが、その土地にも歴史があったようです。
西武線の練馬駅から西武鉄道の専用線がひかれているのですが、現在は都営大江戸線の駅もできていて、交通はとても便利です。訪れた日もまだ残暑が厳しかったのですが、豊島園終了のPR効果のためか、入場券売り場でも列を作って20分近く待つほどです。こんな人ごみの中に入るのは久しぶりです。コロナ禍で、事前予約制のため、手続きがうまくできない人が多いことも原因のようで、私ひとりだけなら、ここで帰ってしまうところでした。園内を石神井川が蛇行して流れ、その先に緩い坂道があり、確かに山城を感じさせます。園内は所狭しと遊戯施設が作られ、しかも人気のある施設は、どこも行列です。親会社が西武鉄道のためかミニトレインなど鉄道関係が目立ちます。
この豊島園の目玉は、かつては、私も乗ったことのある「ウォータースライダー」という急流を下るボートだったと思いますが、最近では「コークスクリュー」という回転するジェットコースターでしょうか。この日も動いていましたが、人数を制限しているということを割り引いても満員ではなかったようです。
順番待ちが2重の列になるくらいの人気のあったのは、やはり古典的なメリーゴーランドです。豊島園の回転木馬は「カルーセルエルドラド」といい、なんと1907年にドイツで制作されたもので、その後各地を点々とし、豊島園で動き出したのは1969年ですが、今では世界でもっとも古い回転木馬ということで日本の機械遺産にも登録されています。私たちは時間の関係で乗れませんでしたが、優雅なワルツに合わせてゆるやかに回る木馬や馬車は見ているだけで気持ちがリラックスするようです。デザインも動きも古典的で、回転木馬という日本語がよく似合います。
豊島園は私も子供のころから何度かは訪れていますが、配偶者は練馬の育ちなので思い出もかなりあるようです。とはいえ、今度は娘(いっても2歳児の母親)が提案してきたもので、この豊島園が94年の歴史を終え、今年8月で終了するということで、思い出作りのためとかいってます。要するに話題になるところに行きたいということのようです。始めて知りましたが、この豊島園は室町時代に築城された練馬城の城址を中心に造園されているそうで、当時の守護大名・豊島氏の居城ということでその名が付いたとのこと。豊島区とは直接の関係はないようです。大正時代から続く豊島園の歴史もなかなかのものですが、その土地にも歴史があったようです。
西武線の練馬駅から西武鉄道の専用線がひかれているのですが、現在は都営大江戸線の駅もできていて、交通はとても便利です。訪れた日もまだ残暑が厳しかったのですが、豊島園終了のPR効果のためか、入場券売り場でも列を作って20分近く待つほどです。こんな人ごみの中に入るのは久しぶりです。コロナ禍で、事前予約制のため、手続きがうまくできない人が多いことも原因のようで、私ひとりだけなら、ここで帰ってしまうところでした。園内を石神井川が蛇行して流れ、その先に緩い坂道があり、確かに山城を感じさせます。園内は所狭しと遊戯施設が作られ、しかも人気のある施設は、どこも行列です。親会社が西武鉄道のためかミニトレインなど鉄道関係が目立ちます。
この豊島園の目玉は、かつては、私も乗ったことのある「ウォータースライダー」という急流を下るボートだったと思いますが、最近では「コークスクリュー」という回転するジェットコースターでしょうか。この日も動いていましたが、人数を制限しているということを割り引いても満員ではなかったようです。
順番待ちが2重の列になるくらいの人気のあったのは、やはり古典的なメリーゴーランドです。豊島園の回転木馬は「カルーセルエルドラド」といい、なんと1907年にドイツで制作されたもので、その後各地を点々とし、豊島園で動き出したのは1969年ですが、今では世界でもっとも古い回転木馬ということで日本の機械遺産にも登録されています。私たちは時間の関係で乗れませんでしたが、優雅なワルツに合わせてゆるやかに回る木馬や馬車は見ているだけで気持ちがリラックスするようです。デザインも動きも古典的で、回転木馬という日本語がよく似合います。
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