台風24号の被害2018年10月20日 20:26


先月末に本州を縦断した台風24号の被害はさまざまなところに広がっているようです。数週間たっても<塩害>などによって農作物の収量が相当落ち込んでいることが報道されています。私の住んでいるような、ある程度の内陸部でも、塩害はわかりませんが、一番わかりやすい倒木ということがかなり起こっています。

先週の金曜日(10/12)に八王子の高尾山に行きましたが、裏高尾の小仏城山に向かう途中の登山道が倒木により閉鎖され、枝道が迂回路になっていました(上の写真)。かなり太い木ですが、案外中心が空洞化しているものがありますから注意が必要です。今回は強風の時間が真夜中でしたから幸いでした。

14日には、地元・朝霞市の「まち歩き」で、新座市の平林寺と野火止用水を巡りましたが、周辺の道路や林内での、この24号の影響なども見ることができました。新座市内の野火止用水は国道254号線(いわゆる川越街道)を超える陸橋を渡ってから用水脇の緑道を歩くようになっています。この付近一帯は平林寺までクヌギやコナラを中心とした武蔵野の雑木林が続きますが、途中にかなり太い木が倒れかかっている箇所がありました。明らかに24号台風の影響と思われます。

また、平林寺の総門前にある睡足軒の森にも立ち寄りましたが、この日は園内の多くが立ち入り禁止でした。管理の女性の話では遊歩道の整備とのことですが、先日の台風での倒木などの処理もあるとのこと。さらに、一帯の緑地の中心となっている平林寺の境内林もこの台風でかなりの被害を受け、今年の秋は見学日も制限しているとのこと。24号台風は多くの影響を及ぼしましたが、これはほんの狭い経験のなかでの一例です。台風の大型化の原因のひとつが海水温の上昇ということです。地球の環境はすべてつながっていることを実感します。

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