ウィルス騒動余波 その22020年02月28日 19:22

新型コロナウィルス騒動が拡大しています。どうやら来週あたりからは全国の公立小中高校の多くが休校になるようです。加えて遊園地などの民間施設、美術館などの公共文化施設も臨時休館が実施されそうです。こんな雰囲気は日本だけはなさそうで、現代人の健康に対するセンシティブな気持ちがあらわれているような気がします。そんなに自分の健康が心配なんだという感じ。

先に「新型コロナウィルス騒動」で述べたようにわが埼玉県で私の関係するだけでも(県立博物館などの)講演会や会合が3つ中止になりましたが、今日(2/28)の午後になって急遽「明日から15日までの臨時休館」を知らされました(上はこの緊急情報のネット画面。夕方時点で博物館など埼玉県の公立学校や学習支援施設への直接アクセスはできない状態でした)。

(われわれは)この間の館内での講演会やイベントはすでに中止していますが、ほかに内部作業があります。当面は3/10までに編集委員会と常任理事会を開き、「JUNO」という月間の会報を作成、印刷し、発送する作業があります。幸い、休館するのは展示室関係だけですから、場所を事務棟に変更すればなんとかなりますが、パソコンやプリンタなどの必要な備品をロビーに設置されている受付から運び出しておく必要があります。

さらに別の場所になりますが、岩槻にこのほど開館した人形博物館での開催を予定していた見学会がどうなるのか。19日なので臨時休館は終わっているはずですが、それも3/15日過ぎになってみないとわかりません。

われわれはともかく、今春のオープンで、最初のひな祭りシーズンをこんな形でむかえることになった岩槻人形博物館の関係者の落胆は大きいでしょう。