大月の厄王院と猟師さん ― 2020年01月29日 13:44
中央線の大月駅前に降りて上を見上げるといくつもの山が目に入ります。北側にどっしりと存在感のある岩殿山がそびえていますが、南側にはもっと大きな山塊が連なっています。一番手前に見えるのは菊花山。この山の背後に御前山、九鬼山、高畑山など富士山を展望できる峰が続き、見えませんが、その地下にはリニアモーターカーの長いトンネルが掘られているわけです。
この御前山から菊花山を通って大月駅に戻るという周回コースを歩きました。9時半過ぎ大月駅を出発。こんなに駅に近い山ですがコースの経験者がなく、登山道発見にやや苦労しましたが、全員あせる気配はありません。登山口に「御前山・厄王山奥の院」になっていましたが、確かに道端には厄王山の合目標識があり厄王院信仰の山のようで、赤い鳥居が入り口になっています。地元(駒橋)ではお参りする人の多い神社の参詣道にもなっていることになります。
その登山道前に小型トラックが止まり、黒い犬を連れた人がいます。登山者ではなく、どうも狩猟をしているひとのようです。犬は猟犬とのこと。さらに少し進むと道端の岩の上に背中に猟銃を背負って休んでいる人がいます。これはまさしく狩猟で山に入っているひとに違いありません。イノシシなどを狙うようですが、午前中に活動しているようです。歩き始めるとは意外に足場の悪い登りが続きますが、その途中で、パーンという銃声が何回か聞こえました。先ほどの猟師さんかどうかはわかりませんが、大月駅から20~30分の場所で猟が行われているわけです。
まもなく、2つめの鳥居が見えてきました(上の写真。遠くに見えるのが御前山)。さらにくねくね続く坂道を登ると、崖の途中につくった神社と思われる建築物が見えてきました。厄王山奥の院です。崖の一部を掘りぬいた社なのですが、かなり厳重な構造物に覆われ、網を張ってありますので遠目には倉庫のように見えます。ここから上は岩場になっていて、この山頂自体がご神体なのだと思われます。御前山(730メートル)到着です。大月方面のパノラマもいいですが、本来はここから秀麗富嶽が見えるはずですが、本日は残念。このところ真冬というのにすっきりした青空がありません。
山頂から来た道を戻ってから昼食休憩。ここから菊花山までササ薮の茂る道を進みます。低いピークを2つ越えたところが菊花山(643メートル)。ここも頂上は岩場です。大月の市街地が真下に見えます。こんな広々した風景や狩猟の行われている場所が間近にあるのが大月という町です。
この御前山から菊花山を通って大月駅に戻るという周回コースを歩きました。9時半過ぎ大月駅を出発。こんなに駅に近い山ですがコースの経験者がなく、登山道発見にやや苦労しましたが、全員あせる気配はありません。登山口に「御前山・厄王山奥の院」になっていましたが、確かに道端には厄王山の合目標識があり厄王院信仰の山のようで、赤い鳥居が入り口になっています。地元(駒橋)ではお参りする人の多い神社の参詣道にもなっていることになります。
その登山道前に小型トラックが止まり、黒い犬を連れた人がいます。登山者ではなく、どうも狩猟をしているひとのようです。犬は猟犬とのこと。さらに少し進むと道端の岩の上に背中に猟銃を背負って休んでいる人がいます。これはまさしく狩猟で山に入っているひとに違いありません。イノシシなどを狙うようですが、午前中に活動しているようです。歩き始めるとは意外に足場の悪い登りが続きますが、その途中で、パーンという銃声が何回か聞こえました。先ほどの猟師さんかどうかはわかりませんが、大月駅から20~30分の場所で猟が行われているわけです。
まもなく、2つめの鳥居が見えてきました(上の写真。遠くに見えるのが御前山)。さらにくねくね続く坂道を登ると、崖の途中につくった神社と思われる建築物が見えてきました。厄王山奥の院です。崖の一部を掘りぬいた社なのですが、かなり厳重な構造物に覆われ、網を張ってありますので遠目には倉庫のように見えます。ここから上は岩場になっていて、この山頂自体がご神体なのだと思われます。御前山(730メートル)到着です。大月方面のパノラマもいいですが、本来はここから秀麗富嶽が見えるはずですが、本日は残念。このところ真冬というのにすっきりした青空がありません。
山頂から来た道を戻ってから昼食休憩。ここから菊花山までササ薮の茂る道を進みます。低いピークを2つ越えたところが菊花山(643メートル)。ここも頂上は岩場です。大月の市街地が真下に見えます。こんな広々した風景や狩猟の行われている場所が間近にあるのが大月という町です。
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