見上げてみればいわし雲2018年11月02日 14:51

朝、なんとなく外へ出てみると結構寒い。そして見上げると見事にいわし雲。ひつじ曇っていう呼び方もあるらしいけれど秋の空の特徴のようです。いわし雲で思い出すのは馬場のぼるの童話『11ぴきのねこ』の表紙の絵のこと。野良猫たちがうれしそうに空を眺めている―そこには太った魚の雲。

子供のころ、窓から侵入した野良猫が台所においてあった皿の上の魚をくわえて逃げていくというサザエさんの漫画を地でいく光景を目撃したことがあります。昔から家のネコはネズミを狙い、スキあらばおかずの魚にも目をつけていたものです。

今でもネコは魚が大好きなはずですが、最近はキャットフード以外は餌として与えないのだそうです。

一方、狙われるイワシやネズミは数を頼りにしぶとく繁栄をつづけ、世界中の動物世界の生態系を支えています。空の上のイワシは豊穣の海の象徴でもあります。早朝のいわし雲は30分もするとぼんやり拡散してしまいました。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://mylongwalk.asablo.jp/blog/2018/11/02/8988127/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。