鮮やかな色彩の三本槍岳へ2017年10月16日 19:27


9月26日(火)、地元の山の会一行12名の参加で那須連山の北端にある三本槍岳(1917m)に登りました。“槍岳”と名前がつきますが、山名の由来は形状ではなく、国境を示す槍を立てたとかいうことのようです。那須というと栃木県のイメージですが、この山は福島県(旧名は会津)との県境にあります。

午前5時半に3台の車で出発。順調に走って8時半には中腹のマウントジーンズ那須ゴンドラ駅に到着しました。久しぶりの好天に高原の澄んだ青空です。快適なゴンドラにグラグラゆられ、着いた山頂駅からは遊歩道が始まっています。途中の展望台からは山麓の緑と山頂付近のまだら模様の紅葉の中に独特の茶臼山、鬼面山、朝日岳などの那須連山が浮かび上がっています。やがて笹薮の中を切り開いた登山道。途中に樹林帯もありますが、見晴らしの良い尾根道が続き、両側に開ける緩やかな山容と鮮やかな色彩の景観を楽しみながら歩き続けます。湿度も低く、汗の苦手な軟弱者(私)には最高です。「天気がいいというのは最高ですな」とはM氏の言葉。この日はM氏の嫌いな雷もありませんでした。

12時頃、三本槍岳山頂に到着。かなり広いです。これなら槍の10本くらい立てられそうです。北方向の会津方面に先日登ったの磐梯山を探しながら周囲の風景を満喫しました。昼食休憩。快晴・無風ということで調理器具を使う他の登山者もいましたが、気が付くとわがK会長も少し離れたところでお湯を沸かしてラーメンを作っていました。

下山も順調でしたが、3時前になると雲が広がり、ゴンドラ山頂駅につく頃には風も冷たくなってきました。やはり1500メートルを超える高原です。しかしこの日はあとはゴンドラで下るだけなので、売店でコーヒーやビールを飲むなどしごくゆったりとした気分で過ごせました。今日は、この余裕で最後までいけると思ったのですが、なんと帰路の東北道、埼玉県直前の館林付近で突然の渋滞。ノロノロ運転で1時間以上。渋滞の先には、走行車線をふさぐように横転した大型トラックがありました。それでも午後8時ころ、なんとか和光市にたどりつきました。

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