鎌倉街道中ツ道の最終地点 ― 2016年06月07日 01:55

長久寺は一遍上人の開いた時宗のお寺です。
埼玉県立歴史と民俗の博物館友の会の古道探索倶楽部が2年程前から行っている「鎌倉街道中ツ道歩き」に何回か参加しています。

今回の<街道歩き>は、前回に引き続いて「引又道」を南西に進み、所沢市・久米川町にある長久寺付近で「勢揃橋」という鎌倉古道の伝承地にいたりました。写真の場所からやや下ったところです。

柳瀬川に架かるこの小さい橋は、鎌倉時代末期の新田義貞の鎌倉攻めの際に軍勢がここで勢揃いしたと伝えられる場所だそうです。長久寺の門前にはご覧のように「古鎌倉街道」の碑が建っています(ただし樹脂製?のはりぼてのようです)。また、付近にはその雰囲気を残す切り通しの道もみつかりますし、ここから鎌倉街道上にある小手指や久米川の古戦場まではほんの少しの距離です。

「道」は軍事のためだけでなく、生活や文化の伝搬にも重要な役割を果たしますが、この地ではさらに古代の東山道大道の遺跡も発見されています。日本歴史の交差点のひとつということでしょうか。