朝霞・根岸台の御嶽山神社2017年04月30日 17:33


朝霞市の根岸台に御嶽山神社があります。朝霞駅東口から黒目川に向かって進み、柊塚古墳と高橋家住宅という朝霞の代表的な2つの文化財の間をを通る谷間の道路をを下り、黒目川に出る少し手前、この辺はいまは撤退していますが積水化学の広大な工場があり、バス停の名前も「積水住宅」となっています。両側を郵便局と住宅に囲まれて赤い鳥居と緑の社叢林が対照的な小さな神社があります。かなり急な崖の上にありますので一見すると本当に小さな山に向かい合っているいるような感じがします。

鳥居から崖までの石段も、それに続く土の参道も急峻でしかも暗い。管理されていない雑木林のような感じで、いくつかの石碑が傾いているのが見え隠れして、さらに放置された神殿の雰囲気を増幅しています。たぶん普通のひとは入りにくいでしょう。参詣道も荒れています。少し進んだ中腹に「板碑供養塔」と刻印された石碑があり、その先には1メートル前後の数十本の板碑がかたまって建てられています。多分、この付近の道路工事などで移動された板碑を一か所に集めたのだと思われます。そして屋根も壁も完全に壊れ、倒壊したと思われる社殿跡の残骸があります。

頂上に近づくとおなじみの木曽御岳山の「山三丸マーク」を刻した石柱も見えてきます。他にたくさんの神々の名を刻んだ石柱があります。新しいようです。いよいよ山頂。しかし、そこに社殿は建てられていますが、すぐ隣には地続きの住宅街。つまりここは山上ではなく、台地の端の段丘崖だったというわけです。鳥居のある低地からのアプローチは十分に魅力的ですが、社殿が置かれた台地上の様相はかなり拍子抜けの感じがいなめません。

よく見ると、社殿の裏には高さ3メートル近くの人工の山(御嶽塚)と思われる高まりがあります。樹木が茂っていてよくわかりませんが、確かに御嶽信仰のシンボルであったように思えます。ここまで熱心な信仰の場があったにも関わらず、今や参詣する人もあまりいそうもない根岸台の御嶽山神社です。

コメント

_ manicure ― 2017年05月03日 13:49

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