柳瀬川を歩く2016年11月26日 16:37


日頃から近所の川に沿って散歩することが多い。当然、柳瀬川沿いを歩くこともありますが、たいがいは上流に向かっては、東武線・柳瀬川駅付近から川越街道付近までになります。堤防上を通る遊歩道がこの国道の下を通り抜けるようになっていないため、気楽な散歩の勢いが削がれてしまうためでしょうか。

今回はエコシティ志木の「柳瀬川川歩き」でその先まで進みました(2回くらい行ったことはありますが)。最終的には水源である多摩湖まで歩いてみようというシリーズの第1回目。例によって天田代表の丁寧な解説付きで楽しく歩けましたが、一時はみぞれみたいなものが舞ってきたりと、この時期にしてはかなり寒かったです。ちなみに翌日は朝から雪で、これは11月としては観測史上初ということでした。

やはり印象に残るのは新座市から清瀬市(東京都)に入ったところにある清瀬水再生センター。要するに下水処理場ですが、70万人分以上の汚水を処理して、ここから柳瀬川に一気に排水しています。近寄ると轟音を立てて流れ出ているのがわかります。少し泡が出ていますが、悪臭などはまったくありません。

センターに隣接して、この処理水などを利用したビオトープ公園があり、関越道を超えると対岸に滝の城公園の緑、金山調節池、金山緑地公園と、柳瀬川の河川敷を利用した自然空間が広がり、この柳瀬川べりが市民の安らぎの場になっていることがわかります。最後は、空堀川との合流点で解散(写真)。